Zyngaが遂にに日本のソーシャルゲームのノウハウを手に入れた?

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Zynga、ソフトバンクと提携してアジア進出を狙う?
など、日本への接近の噂が絶えない、世界最大のゲームメーカーであり最大のソーシャルゲームメーカーのZynga。

本日の、facebook上の
Zyngaアプリの全ユーザー数 217,735,451MAU
FarmVille のユーザー数77,961,873 MAU
Texas HoldEm Poker 28,778,754 MAU
(MAU..月間アクティブユーザー数)

そのZyngaの各facebookアプリが、最近、共通で、大きく機能強化してきたことを発見したので報告します。

まず背景として2点。
facebookプラットフォームの以前から宣言されていた仕様変更により、notification機能が無くなりました。
以前存在していたnotification機能とは、アプリから各ユーザーにテキストで「ユーザーの常に見える位置」に注意を促すメッセージを送れる機能で、アプリはこれを利用して沢山のメッセージを送りつけていました。

「アップデートしました」「Aさんがあなたにギフトを送りました」「Aさんがあなたの顔に落書きしました」「Aさんがあなたの城を攻撃しています!」「7日間アクセスしてません。今すぐ来るべき!」
といったメッセージ、もうスパムですね。
これが無くなりずいぶんfacebookもすっきりしました。
スパムみたいだとは言え、気になって見てしまうので、さすがにアクティブ率向上を支えていた機能だったと思います。事実無くなってからアプリのユーザ数は減ったように思います。FarmVilleも最盛期は8500万MAUは数えました。

また他に、requestと言ってユーザー同士の確認を促すメッセージ機能(アプリからの招待や、ギフトを送ったので受けってください、仲間になってください、等)がプラットフォームで実装されていましたが、この機能も今後変更する、とfacebookが宣言しています。

これらが無くなり、各メーカーが対策する内容としては、メールアドレスを入力させてそこに送ってはどうかとfacebookは推奨していたのですが、実際それを行ったところは殆ど無く(メールはコストが高いですからね。)、Zyngaはそれに加えて次の対策を行いました。

共通のアプリ内notification機能:
どのZyngaのアプリにも共通に存在するクロス広告バーがヘッダにありましたが、そこに到着しているnotification的なメッセージやギフト数、仲間申請数をバッヂで表示するようになりました。他のZyngaアプリに届いている数も一目で分かります。

さらにその右側にメールアイコンを共通で追加。

そこをクリックすると、そのアプリに届いているメッセージが一覧で表示されます(起動時に自動で開きもします)。

この機能の目的としては、Zyngaアプリ間のアクティブ率を相互に高めることが出来、逆に他のメーカーのアプリのPlay時間を減らす狙いがあると思います。
また・・、notification機能が無くなりrequest機能が無くなる直前に対応してきたわけですが、他のメーカーは全く対応していないところで真っ先に対応するところが、ZyngaとFacebookの甘い関係を想わせます。

コメント&あしあと機能:
日本への接近のさなか日本のソーシャルゲームを研究したのか、ソーシャル性を高める機能強化を図ってきました。
これは現在FarmVilleとPetVilleに対応していますが、いずれ全てのZyngaアプリに対応するのではないかと予想します。
まず、アプリの右側にユーザーから発信しているようなアイコンが追加されました。

それをクリックすると、コメント&あしあと画面が表示されます。

タブで切り替えることが出来、他のユーザーが自分の農場やペットの家に来て何を行ったかを表示するのがあしあと(Visits)タブ、残したコメントでアプリ内にてテキストでメッセージのやりとりができるのがコメントタブです。

他のユーザー同士のやりとりも見ることが出来ます。観察すると、けっこうメッセージのやりとりも交わされてました。「君のペット、おなかをすかしているよ」「ピンクの木、有難う」とか、ゲームに即したメッセージもしっかりと。

これは、日本の携帯SNSに非常に近いと思いませんか??特に、GREE系のソーシャルゲームにあるパターンです。
アプリ内の、友達のページに訪問し、つっついたりちょっかいを出した後、一言残していく。そうすることによって相手もお返しにちょっかいしに来て、お礼の言葉か、はたまた嫌味を、一言残していく。
それによってリアルフレンドもバーチャルフレンドも親交が深まっていくのです。

facebookゲームアプリのARPU(一人当たり課金額)は日本のアプリに比べ低いと思っていましたが、この機能の目的としては、ソーシャル性が高まることによって幅広いユーザーのアクティブ率が高まり、また相互意識が高まりユーザー同士の競争意識が芽生え、ARPUは高くならなくとも課金率が高まっていくことを期待しているのでは、と予想します。

日本のゲーム会社から見て、facebookアプリのゲームはまだまだソーシャル性やマネタイズが弱く、それゆえ参入すれば勝てるのではないか、と思って虎視眈々と狙っているのはうちだけではなかったと思いますが、逆に虎視眈々と狙われていたかのようです。
やはりZyngaは手ごわい。

Zyngaがどうやって日本に参入するのか、今から楽しみですね。